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Aave(LEND)とは
Aaveは、イーサリアムをベースにしたDeFi※貸付プラットフォームです。
仮想通貨を預けて金利収入を得たり、仮想通貨を借りることができます。
AaveはもともとETHLend(イーサレンド)と呼ばれ、2017年にStani Kulechov氏によってプロジェクトが設立されました。
のちにフィンランド語でゴーストを意味する「Aave(アーヴェ)」と改称されます。
具体的な手順は次の通りです。
借りたい人が金額・金利・返済期限などを提示 貸す人は提示された条件をもとに融資相手を選択 契約
契約はスマートコントラクト(ブロックチェーン上での契約を自動化する仕組み)により自動で履行されます。
契約の際に担保を設定することも可能です。もし返済期日をすぎてしまったとしても担保から自動で返済されます。
銀行などの第三者を介することなく、個人間で簡単にお金の貸し借りができるためスピーディーな融資が可能。
与信審査も必要ありません。
銀行口座がなくても仮想通貨のウォレット(デジタル上の財布)さえあれば良いので、発展途上国の貧困層でも融資が受けられます。
また、信用委任(CD:Credit Delegation)というサービスもあります。
これは自身の与信枠を他の人に委任するというもの。
例えばAさんが与信枠をBさんに委任すれば、BさんはAさんの信用で融資を受けられます。
※DeFi:Decentralized Financeの略で「分散型金融」と和訳されることが多いです。
ブロックチェーン上に構築され、中央に管理者を必要とせず取引がブロックチェーンに記録されるため透明性が高い金融システムです。
Aave(LEND)の特徴
お金の貸し借りが簡単・スピーディー
Aaveではスマートコントラクトを利用しているため、仲介者がいません。
貸し手と借り手の直接のやり取りにとって融資が行われるので、仲介者がいない分手続きや手順が不要となり、スピーディーな融資が可能となります。
担保なしで借入ができる
Aaveでは担保なしでお金を借りることができます。
なぜ、担保なしで借りられるかというと、
例えばAさんがお金を借りたい場合、Bさんに与信枠を委任してもらうことで、AさんはAaveからお金を引き出せます。
BさんはAさんから「利息」を支払ってもらえる仕組みになっているため、与信枠を委任してくれるのです。
貸し手はリスクがない
貸し手の元本が回収できない、利息が支払われないなどのリスクはありません。
スマートコントラクトによってプラットフォームに返済の約束がコードで記されているからです。
プログラムなので返済は必ず行われます。
契約も全てブロックチェーン上に記されているため、契約した・してないで揉めることもありません。
審査がなく、いつでもすぐに融資が受けられる
貸し手と借り手の条件が合えば場所と時間を問わず、すぐに融資が受けられます。
前で説明した通りスマートコントラクトによって返済も必ず行われるため、審査も行われません。
そのため、お金を借りたい時にすぐ融資を受けることが可能です。
貸出金利が低い
Aaveはスマートコントラクトで必ず返済されるようになっているため、貸出金利が低くなっています。
「100%返済してもらえる保証はないから、返済してもらえる人から高く金利を取らないと」という理由から、貸出金利は高くなります。
Aaveではその心配がないので、金利を高くする必要がありません。
金融行動監視機構(FCA)のライセンス保有
個人間でお金を借りられるというと「怪しい」と思う方もいるでしょう。 しかしAaveはイギリスの金融行動監視機構から「電子マネー機関」の営業ライセンスを取得しています。
正式なライセンスを取得しているのは、お金を貸し借りする際の安心材料になりますね。
LENDトークン
LENDはAaveのプラットフォーム上で利用する通貨です。 LENDを利用すると以下の特典があります。
・手数料25%割引 ・返済が遅延した時のペナルティ軽減(5%→2.5%) ・借入可能額増額(65%→75%)
Aave(LEND)の将来性
Aave(LEND)の将来性は高いでしょう。
お金を借りたいという需要は今後も減っていくことはありません。
そんな中で、Aaveのプラットフォームは非常に優れていることから利用する人が増えるのではないでしょうか。
借りたい時にすぐに借りられる、簡単に借りられる、担保が不要などメリットしかありません。
仮想通貨が普及していけば需要は高まることが予想されます。
Aave(LEND)が購入できる取引所
・Binance
・Kucoin
・Bibox
・OKEx
・Gate.io
Aave(LEND)のレンディング方法(始め方)
① 借り手は融資希望金額・期間・金利を設定する
② 借り手は担保にするトークンを決定し、送金する
③ 貸し手は、借り手が提示した条件から、貸したいと思う相手を選ぶ
④ 貸し手が借り手を選ぶことで、契約が成立する
⑤ 設定された期間・金利に応じて返済が開始する
Aave(LEND)の概要
【通貨名】Aave
【通貨コード】LEND
【発行枚数上限】10億枚