≫ Bluzelleの概要を見る
Bluzelle(BLZ)の概要
【通貨名】Bluzelle
【通貨コード】BLZ
【総発行枚数】5億枚
Bluzelle(BLZ)とは
Bluzelleとは、DApps(分散型アプリケーション)開発者のための分散型データベースを提供するプラットフォーム及びそこで使用される仮想通貨です。
プラットフォーム上にはDApps開発者とサービスの提供者が存在します。まず、開発者の方はBLZトークンを支払うことでデータの保存、管理のサービスを受けることができます。反対に提供者の方は保存・管理のためのリソース(稼働していないコンピューティングパワーやストレージ)を貸し出し、開発者にサービスを提供することでBLZトークンを得ることができます。この際、BLZトークンを保有量が多ければ、リソースの質の証明となるため、報酬のBLZトークンが多くなります。この両者の関係性は、さながらデータのAirBnBのようなマーケットだとホワイトペーパーでも表現されています。
Bluzelleを利用するメリットとしては安価なコスト、高いセキュリティが挙げられます。データを一括管理する中央データセンターがいらず、リソースはプラットフォーム参加者によって提供されるため、開発者は低コストでサービスを利用することができます。そして、ブロックチェーン技術によりデータは改ざん不可能でかつ分散されて保存・管理されるため、高度なセキュリティを誇ります。
次世代のネットワークを構築するといわれるブロックチェーンを用いたアプリケーション開発には、その膨大な量のデータ管理の面からBluzelleのようなプラットフォームサービスが不可欠です。今後ブロックチェーン技術が発展していくにつれ、Bluzelleへの注目度、期待値も高まっていくことでしょう。
Bluzelle(BLZ)の動向
2018年1月ICOを行い、おおよそ1,950万ドルもの資金調達に成功しました。そして翌月はじめに大手取引所Binanceに上場します。ICOでの販売価格は1BLZあたり0.12ドルだったのに対して0.91ドルまで高騰を見せましたが、その後は2か月かけて0.26ドル台まで落ち込みました。
2018年4月にBluzelleのMVP(Minimum Viable Product)がリリースされ再び0.75ドルまで上昇した価格はすぐに落ち込み、2020年3月には過去最安値0.006067USDを記録大幅にICO割れしてしまいました。
2020年7月に入りようやくICO価格付近まで価格を回復しています。この価格上昇は2020年8月8日のメインネット移行を好感したもので、メインネット移行でERC-20 BLZトークンをBluzelle BNTトークンに変換可能になりました。2020年9月にフェーズ2プロダクションメインネットがリリースされる予定です。
Bluzelle(BLZ)のメインネットは承認方式にProof-of-Stake(PoS)を採用し、ステーキング人気の高まりも価格上昇に寄与しているようです。
Bluzelle(BLZ)の将来性
Bluzelleの将来は非常に明るいとされています。前章でも述べたようにブロックチェーン技術の進歩に伴いBluzelleへの期待も高まっていきます。現在もなお、あらゆる分野におけるDAppsの開発が行われていることからもBluzelleの需要は伸びていくことでしょう。また、Bluzelleの開発以前には各国の大企業との共同事業により、ブロックチェーンを用いたアプリケーション、プラットフォームの構築など多くの実績を残してきています。これらの実績から非常に開発力のあるチームであることが分かります。そうしたチームが作るプロダクトという点だけでも期待が持てるのではないでしょうか。
今後の展望として、Bluzelleは拠点をシンガポールとバンクーバーに設置し、アジア、アメリカ両方での市場でサービス拡大を目論んでいます。特にアジア地域に関しては中国、韓国のほか日本に重点を置き、より高度な経済成長を見込んでいます。さらにいえば共同企業の中にMUFG(三菱UFJ銀行)が含まれていることから、今後国内でのサービス展開の可能性は大きいでしょう。今のところ、大手仮想通貨取引所Binanceをはじめとする海外取引所でしか取り扱いがありませんが、普及次第では国内取引所での上場もありえるかもしれません。