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EOS(イオス)の概要
【通貨名】EOS
【通過コード】EOS
【総発行枚数】10億枚
EOS(イオス)とは
メインネットに移行したEOSにはイーサリアムを超える以下の特徴があります。
- 高速なトランザクション処理能力
- 手数料が無料
- 評価されるDPoSアルゴリズムの採用
ビットコインに比べて処理速度が速いと評判のイーサリアムでも、1秒間に処理できるのは数百件ですが、EOSは、1秒間に3,000件以上処理できるといわれています。
スピードに加えて取引にかかる手数料もユーザーが負担する必要がありませんが、これははEOSブロックチェーンで、DPoSを採用しているからです。DPoSとは、「Delegated Proof of Stake」の略です。
DPoSでは、ブロックプロデューサー(BP)と呼ばれる承認者(BTCにおけるマイナーのような役割)がネットワーク上の投票により選抜されます。この投票によって選抜されたBPがブロックを生成・承認します。ビットコインのブロックチェーンが採用するPoW(Proof of Works)などに比べ、承認者の選抜に時間がかからないのが特徴です。
EOS(イオス)の将来性
メインネット移行を果たしたEOSは、イーサリアムと同じくアプリケーションプラットフォームとなりました。既に多くのアプリケーションがEOSブロックチェーン上に誕生しています。EOSは様々な仮想通貨の格付けで高評価を得ており、イーサリアムに代わり、主要なアプリケーションプラットフォームとなる可能性があります。
一方でBPがブラックリストのアップデートに失敗したことが原因で流出事件が発生したり、BPから中央集権化や不正に対する懸念が表明されたりするなど、DPoSは発展途上な技術である面も否定できません。