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ホライズン(Horizen)の概要
【通貨名】Horizen
【通貨コード】ZEN
【総発行枚数】21,000,000ZEN
ホライズン(Horizen)とは?
公式サイトによると、ホライズン(Horizen)のサイドチェーンとスケーリングのソリューションは、ブロックチェーン業界で初めての完全に分散化され、完全にカスタマイズ可能なサイドチェーンプロトコルだそうです。
Horizenのサイドチェーンプラットフォームは、企業や開発者がHorizenの完全に分散され、安全でプライバシーが守られたアーキテクチャ上で、現実世界のブロックチェーンアプリケーションを手頃な価格で迅速に作成できるようにするために作られました。
このプロトコルはブロックチェーンソリューションを実際のユースケースに適用する際の最大の問題を解決するといいます。
2017年5月に発表されたこのプラットフォームは、PoW(Proof of Work)コインであるネイティブ仮想通貨ZENを実世界で利用可能にします。
Horizenのネットワークは世界中で稼働中の15,000以上のノードによって支えられていて、
この数はビットコインやイーサリアムよりも多いと言われています。
Horizenにはzk-SNARKSというゼロ知識証明の一種のプライバシー技術が採用されているためZenは匿名性の高い仮想通貨になっています。
Swing Walletというウォレットを使って完全に匿名性を維持した状態でZENを送金したり(Z Transaction)完全にプライバシーを保護した状態でメッセージを送ったり(zenchat)
することができます。
ホライズン(Horizen)の動向
ホライズン(Horizen)のルーツはZclassicのフォークで、ZclassicはZcashのフォークであり、Zcashはビットコインをベースとしています。
2018年8月23日にZencashがリブランディングしてHorizenになりました。通貨コードはZENのままです。
2020年7月6日Horizenは開発者の貢献を促進するために開発者環境HDE(Horizen Developer Environment)を起動しました。
HDEは、オープンなGitHubの問題やリポジトリ全体のその他のタスクを1か所に集め、個人またはチームの作業を管理することで、貢献プロセスを簡素化しHorizenブロックチェーンエコシステムへの貢献を簡単でやりがいのあるものにします。
また、開発者のすべてのレベルのソーシャルプラットフォームおよび教育リソースでもあります。HDEは開発者に、Horizenエンジニアリングチームや世界中の開発者と共に最先端のテクノロジーに取り組む機会を提供します。
多くの場合、オープンソースプロジェクトへの貢献は、開発者にとって困難で時間のかかる作業です。各プロジェクトには、ナビゲートするための異なるリポジトリ、プロジェクト構造、および通信方法があります。
HDEは未解決の問題を見つける簡単な方法と明確に定義されたプロセスとポリシー、そして貢献に対する報奨金を提供します。
ホライズン(Horizen)の将来性
ホライズン(Horizen)は今後、その強力なノードネットワークとプライバシー技術を活かしてメディア・データのストレージ(zenpub)や、ネット規制の厳しい国にいても自由にウェブに接続できる機能(zenhide)などが開発・実装される予定です。
匿名性の高い仮想通貨には法律の規制が入りやすく、開発の成功の可能性は未知数ですが、今後に期待の持てる仮想通貨のひとつとなっています。