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IOTA(アイオタ)の概要
【通貨名】アイオタ
【通貨コード】MIOTA
【総発行枚数】2,779,530,283枚
IOTA(アイオタ)とは
IOTA(アイオタ)は、手数料の一切かからない決済を可能にしたIoTに最適な仮想通貨です。IoTとはInternet of Thingsのことで、「パソコンやスマホ等の既に通信を行うものだけでなく、私達が普段使っているもの全てをネットに接続し、便利にしよう」という考えのことを指します。実際にIoTの実現された世界になれば、自動車の鍵がスマホで開いたり、家中の家電をスマホ1つで管理できたりするようになります。IOTAは、そういった額の小さな決済に適していて、速く・手数料無料で決済を行うことができます。
一般にIoTデバイスで仮想通貨の取引・支払いを行う場合、取引承認に伴うコストがかかる為手数料が高くなることが問題ですが、IOTAでは、ブロックチェーン技術を応用して、手数料無料で取引できる仕組みを実現しました。
「IoTに最も適した仮想通貨」と言われ、富士通やマイクロソフトとも連携を実現させ、IoT分野での実用化に向けて前進しています。
~特徴~
IOTAはIoTデバイス間の通信や送金時に便利なシステムです。少額の送金や細かな通信を繰り返す際、手数料をかけずに送金できる為コスト面でも優れています。
具体的な使用例としては、光熱費や電気料金の自動計算、決済です。
IoTデバイスをスムーズに利用する為には、スピーディな通信と低コストのシステムが欠かせません。IOTAは次世代の社会で役立つ仮想通貨として開発されているのが大きな特徴です。
~IOTAのメリット~
・手数料が無料
IOTAは取引手数料が一切かかりません。
通常の仮想通貨だと、安価でも手数料がなくなることは基本的にないので、一切不要というのは非常に画期的ですね。
・セキュリティが強い
IOTAでは、取引1回ごとにアドレスと秘密鍵(パスワード)を自動変更する為、セキュリティが強化されています。IoTデバイスのハッキングのリスクを抑えるには、技術が優れています。
~デメリット~
・IOTAは技術面においてまだまだ完成しているわけではありません。発展途上というのが実際のところです。その為、今後の開発に遅れが生じる可能性は否定できないでしょう。
しかし、非常に優れた技術である為、生活をより豊かにしてくれると期待が集まっています。
IOTA(アイオタ)の動向
2016年9月:セキュリティ上の欠陥が見つかり下落
IOTAは、上場初日に価格を500倍近く上昇させたことで有名になりました。しかし、その後にセキュリティ上に欠陥があることがわかり、大きく価値を下げてしまいました。
現在では、その弱点は克服しているようですが、今後はセキュリティ面のバージョンアップが価格上昇のきっかけとなるかもしれません。
2017年12月:大企業との提携で上昇
マイクロソフトとの提携が話題になった2017年12月には、500円弱にまで高騰しました。
その後、価格は落ち着いて120円程度になっていますが、大企業との提携があれば、価格は再び上昇するでしょう。
仮想通貨バブルが弾けたこともあり、IOTAはその後、停滞気味です。
2020年2月現在では、25円~35円を行ったり来たりしています。
IOTAは値動きが読みづらく、短期的なトレードはオススメできません。
将来的にIoT社会ではIOTAが使われる可能性が高いので、購入を検討している場合には、実用化を待つように長期的な目線で保有しておく方が良いでしょう。
IOTA(アイオタ)の将来性
IOTAは、今からIoT社会の実現を目指している通貨です。
これからIoT化が進み、全てのモノがネットに接続すると言われていますが、IOTAは今からIoT社会で役立つ通貨を作っています。
実際にIoT化が進むと、家の鍵を閉め忘れたり、電気を消し忘れたりということがあってもスマートフォン1つでコントロールできるようになります。
また、マイクロソフトや富士通をはじめとする多くのIT企業が将来のIOTA利用に向けて参加している等、IOTAは投資家と企業の双方から数十年後の本格的なIoT社会に向けて期待されています。
IOTAを活用したIoT社会が実現すれば、IOTAの価値は上昇していくでしょう。