≫ KAVAの概要を見る
KAVA(カヴァ)の概要
【通貨名】Kava.io
【通貨コード】KAVA
【総発行枚数】13,691,632枚
KAVA(カヴァ)とは
KAVA(カヴァ)とはKAVA labsが運営している「世界的な分散型金融プラットフォームの構築」を目指すプロジェクトとその独自仮想通貨です。
KAVA labsの開発しているプラットフォームでは、ビットコインやリップル、バイナンスコイン、アトムなどの主要仮想通貨を担保にローンの借入を行うことができます。他にも、ユーザー間での超高速スワップ(交換)やブロックチェーン間の互換運用、資産の自己管理を可能にするSwitchの開発を行っています。
Defi(分散型金融)とは、証券、保険、デリバディブなどの金融分野において、中央管理を廃止し、非中央集権化を目指したブロックチェーンを活用して構成された金融システムです。非中央集権化によって利便性や透明性の向上を目指します。
KAVAの登場当時の分散型金融市場は、担保として利用できる仮想通貨はほぼイーサリアムだけと言って良い状態でした。そこでKAVAは、クロスチェーン技術(異なる仮想通貨チェーンを行き来する技術)に長けているコスモス(ATOM)のクロスチェーン技術を採用することにより、イーサリアムだけでなくビットコインやリップルなど様々な仮想通貨を担保として受け入れることを可能にし、借入できるユーザーを増やしました。
KAVAは、所有しているだけで配当が貰えるステーキングをすることができます。
ステーキングとは、特定の仮想通貨を保有することで、その通貨のブロックチェーンネットワークを管理することに貢献し、その対価として報酬を得る仕組みです。
KAVAの場合は資産を他のユーザーに転送する手数料や、ユーザー間でUSDXを送信する際の手数料など、KAVAプロジェクトで発生する手数料からステーキングの報酬を得ています。
KAVAのプラットフォームには独自のステーブルコインUSDXもローンチされています。
KAVAの動向
2019年10月23日、有望なプロジェクトを世界最大級の仮想通貨取引所バイナンスが厳選し、即完売するプロジェクトが続出することで評判のIEOプラットフォーム、バイナンスローンチパッドでIEOを行いました。
IEOとは、プロジェクトを行いたい企業が仮想通貨取引所を介して資金調達を行うことで、仮想通貨取引所の審査に合格しないと上場できないため、プロジェクトの信頼性が高くなります。
バイナンスは世界の仮想通貨取引所の中でも最大級の取引所であり、投資家からも高い評価を得ています。
KAVAはリップルやコスモス、Googleなど数々の大企業による出資を受けていることから信頼性が資金調達にもすでに成功していましたが、このIEOでさらに3億円の資金調達に成功しています。
ます。
2020年3月26日には、Chainlink(LINK)との協業を発表。Kavaネットワークに分散型オラクルの機能を統合してエコシステムのセキュリティおよび可用性、信頼性の向上させるそうです。
KAVAの将来性
Defi、レンディング、ステーキングと旬なキーワードがそろったKAVAプロジェクトの人気は価格にも表れています。コインマーケットキャップの観測によると上場から10か月後の2020年8月現在KAVAのROIは769.97%(≒約7.6倍)と高騰しています。
しかし、Defi分野は競合も増え、大手の出資を受けているとはいえKAVAの成功が約束されたわけではありません。今後の開発しだいといったところでしょう。