≫ Synthetixの概要を見る
Synthetix(シンセティクス)の概要
【通貨名】Synthetix Network Token
【通貨コード】SNX
【総発行枚数】149,038,462 枚
Synthetix(シンセティクス)とは
Synthetix Network(シンセティクスネットワーク)とはイーサリアム上に構築された分散型の合成資産発行プロトコルです。
合成資産とは、米ドルなどの法定通貨、ビットコインなどの仮想通貨、金(GOLD)などのコモディティを、Synthetix Network(シンセティクスネットワーク)上で単一に管理するためのものです。
ユーザーは、Synthetix Network Token(シンセティクスネットワークトークン=SNX)を購入し、ロックする事で、別資産の担保証明を得る事が出来て合成資産Synths(シンセ)の発行が可能になります。
購入したSNXをロックしてプールする事により、ユーザーはスマートコントラクトで直接合成資産間の変換を行うことができます。
Synthetix Networkは分散型仮想通貨取引所と似た所がありますが、オンチェーンで発行された合成資産Synthsは、SNXを担保としているためDEXのように取引相手を探す必要がなく、SynthetixExchange(シンセティクス取引所)で担保プールを通じて直接取引ができます。
法定通貨、仮想通貨に加えてコモディティまでも同一の市場で取引可能にするSynthetix Network(シンセティクスネットワーク)は、種類の異なる様々な資産を何度も交換するたびに発生する手数料や税金のロスを減らすという利点があります。
Synthetix(シンセティクス)の動向
米国最大の仮想通貨取引所コインベースは、2020年6月10日、今後の上昇を見据えて18の仮想通貨の調査を行なっていると発表しました。
18の仮想通貨は、アーヴ(Aave)、アラゴン(Aragon)、アーウィーブ(Arweave)、 バンコール(Bancor)、 COMP、デジバイト(DigiByte)、ホリゼン(Horizen)、ライブピア( Livepeer)、ニューサイファー( NuCypher)、ヌメライア( Numeraire)、キープ・ネットワーク(KEEP Network)、オリジン・プロトコル( Origin Protocol)、レン(Ren)、レンダー・ネットワーク(Render Network)、シアコイン(Siacoin)、スケールネットワーク(SKALE Network)、ヴィーチェイン(VeChain)、そしてシンセティックス(Synthetix) でした。
Synthetix(シンセティクス)の将来性
コインベースから今後上昇が見込まれる仮想通貨としてピックアップされたSynthetixですが、類似のプロジェクトであるMakerDAOに比べると知名度が低く、必ずしも将来性が高いとは言えない状況です。
ステーブルコインやゴールドと連動するアセットのトークンを発行できる機能に関しては、各国の法解釈によっては何らかの規制が入る危険性もあるという事業リスクも存在します。